展示会デビューのおすすめ

案内状のデザイン

●案内状は展示会の大切な一部

あなたの展示会でお客さんが最初に眼にするものは展示会の案内状です。
お客さん一人ひとりの手もとに届けられる案内状が展示会の始まりと言ってもいいかもしれません。
ですから案内状は展示会の一部であり、お客さんの期待や想像を膨らますとても大切な役割を持っています。
展示会のテーマや内容が決まったらできるだけ早く案内状のデザインの検討に取りかかるのがいいと思います。

●案内状のデザインポイント

案内状で大切なポイントはいくつかあります。

まず、なんと言っても「案内」ですから、展示会開催の日時と住所は詳しくしっかりと明記するようにしましょう。
住所のそばには案内のための地図をつけた方が良く、周囲の目印になる建物なども記入した方が親切になります。

次のポイントは、何をメインにした展示会なのかを明記することです。
「○○展」などといった展示会の名称に加えて、例えば「秋の花をテーマに絵と陶芸のコラボ」「クリスマスプレゼントを楽しむ小物3人展」などのように、テーマや展示会の内容が分かるサブタイトルや分かりやすい文言を入れるといいでしょう。
中でも目玉的な作品等がある場合、その情報も入れてあげるとより来場効果が上がることが期待できます。

●専門家に依頼して作品に集中するのも一つの方法

普段葉書の印刷に慣れていなくて、どこからどう手をつけていいのか分からない、作者間で話し合ってもなかなかグループ展のデザインが決まらないなどという場合は、思い切って専門のプロに案内状の作成を依頼するのも一つの方法です。
展示会が始めての作家でも専門のスタッフが作家の意向を汲んでデザインの手伝いをしてくれます。
経験の浅い場合は、むしろあれこれ悩むより初めからこのようなプロの印刷業者等に依頼し、本人は展示会の作品充実などに専念した方が良い結果になるかもしれません。

●印刷枚数に注意

案内状の枚数を何枚に刷るかもはじめての場合は結構悩ましいものです。
基本としては、自分で郵送したり手渡ししたるする分にプラスして、ギャラリー側で使用する枚数ということになります。
ギャラリーが使用する枚数については事前に確認しておきましょう。

●まとめ

初めてだと意外にあれこれと迷ったりしてしまう案内状ですが、貸しギャラリーでの展示会ならまずはギャラリーに率直に相談してみるのも一つの方法です。
ギャラリーでは数多くの展示会の経験がありますし、案内状のお手本やノウハウ、印刷業者の情報なども豊富なはずです。
ガレリアロッソでも、案内状についてはご相談を承ることにしていますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

<参考>

展示会の案内状に必要な情報

・展示会の名称
・開催日時
・ギャラリーの名称
・作家名とプロフィル
・地図、ギャラリーの連絡先・WebサイトURL
・駐車場の有無

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