展示会デビューのおすすめ

案内状を自分で作る

●案内状は自分でも作れる

今では年賀状を自分のパソコンで作って印刷する方もたくさんいます。
展覧会の案内状も基本的には年賀状の印刷と同じで、デザインが決まれば写真等をパソコンで加工してプリンターで印刷することもできます。
年賀状程度の枚数であれば、案内状もパソコン、画像ソフト、カラープリンターで作成して送付することも充分に可能です。
実際に当ギャラリー(ガレリア ロッソ)でも、常設展のお知らせだけでなく、若宮喜子のジュエリー個展、クリスマス小物3人展など、ギャラリー主催の個展、グループ展でも、ほとんどの場合、パソコン、カラープリンターでの自前作成です。

●大量印刷でなければ自宅プリンターで充分

特に近年はカラープリンターが高性能になり、印刷用の高画質用紙も手軽に手に入るようになりました。
年賀状を作っている方はお分かりのように、自宅のプリンターでもかなり高品質の印刷物を作れるようになっています。
ただ、大量印刷が必要な場合は、家庭用のプリンターは案内状の作成には向かないかもしれません。
家庭用はプリンターのインクカートリッジの容量がどうしても小さく、印刷途中で色調が変化したり、大量印刷だとかえってインク代が高く付いてしまうことになりかねません。
でもはがき大の案内状の場合だと、経験上数百枚程度の枚数であれば充分に家庭用のプリンターで対応できると思います。

●コピー機でのプリント

100~200枚程度の案内状を急いで印刷するような場合、コンビニのコピー機を使うのも便利な方法です。
自宅のプリンターで1部を印刷し、それを原稿にして大量にコピー印刷すると、画質は少し落ちますが、全部プリンターで印刷するよりも割安にすみます。
裁断をすることができるのであれば、大きなサイズの用紙に何枚分かをプリントしして裁断することにより更に割安にすることができます。

注意点は、用紙持ち込みが可能なコピーを設置しているところを利用することです。
またオンデマンド印刷ショップと言って、用紙持ち込みによるセルフコピーに対応しているショップもありますので近所にある場合は利用できます。

●インターネットで印刷発注

自分で入稿データ(原稿用のデータ)が作れる場合は、インターネットで注文できる印刷業者を利用するのも一つの方法です。
この方法だとより高品質なもの作ることが出来るようになります。
ただし、入稿データは特定のアプリケーションで作成したものに限られる場合が多いので、通常は少しハードルが高いかもしれません。
もしも普段から画像処理の「Photoshop」などを使い慣れているのであれば、印刷会社が用意している無料のテンプレートファイル(雛形)を使って入稿データを作成することができるでしょう。
ネットの印刷会社の場合は、紙質、色数、印刷部数などで印刷料金が決まりますが、利用する時はいくつかの印刷会社を同じ条件で比べて、より安いところを選ぶといいでしょう。

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