展示会デビューのおすすめ

個展でギャラリーデビュー

●誰でも個展を開くことができる

「個展を開く人は、なんらかの賞を取っている画家でないと開けないのですか? 」
こんな質問をネットで見かけることがあります。
結論をいえば、そんなことは全くありません。
日本には貸しギャラリーや公共スペースがたくさんありますが、そのような展示スペースを一定期間借りれば、誰でも簡単に個展を開くことができます。
もちろん個展を重ねて作家としてのキャリアアップをしていく人もいますが、自分の趣味のハンドメイドのものを発表したり販売するのもりっぱな「個展」だといえるでしょう。
また勉強中の学生さんなどが、ギャラリーデビューをかねて習作を展示、発表すると言う場合も個展になります。
オープンな貸しギャラリーでしたら、キャリアやコネなどなくても代金を払えば誰でも個展を開くことができます。

●個展の魅力

個展の魅力は、やはり一つの空間を自由に使って展示会を企画、運営できることです。
一つの展示スペースを自分だけの世界に染める上げ、演出することができます。
作品展示では、作品そのもののほか、周囲の環境や展示のし方などもその印象に大きな影響を与えます。
邪魔なものや干渉するものを排除できる個展は、自分の個性を強く出したい、誰にも邪魔されずに伝えたいといった、作り手の意図を実現するためのベストな選択と言えるでしょう。
また、グループ展に比べてたくさんの作品を展示できるのも個展のメリットです。
中でも、作品の販売を行う場合には、出展作品数が多い分だけ販売できるチャンスも広がりますので、販売をメインにする場合は個展の方がメリットが大きくなります。

●個展での注意点

個展では上で紹介したようなメリットがありますが、その分開催に必要な費用はすべて個人持ちとなります。
でも当ギャラリーのような格安貸しギャラリーや公共スペースを利用すればその負担もたいしたことにはなりません。
会期中には、作品の説明や販売への対応のため、作者は在廊することが基本になります。
仕事の関係でどうしても日程を空けられない場合は、スタッフが展示会を管理をしてくれるギャラリーを利用するという方法もあります。(ガレリアロッソでは、この点についてもご相談に応じています。)
また、作品の搬入・搬出時の作業が一人で難しい場合には、搬入・搬出時だけ家族、友人にお手伝いを依頼するなどの工夫も必要です。
また、来場してくれた方のおもてなしを行う場合はお茶等の準備も必要になるかも知れません。
作品説明とおもてなしとを一人でこなすのは大変なので、接客のためのスタッフを準備する必要がある場合もあります。

●個展のすすめ

ガレリア ロッソ では、これまで、ジュエリー展、ラベンダー小物展、絵てがみ展、陶芸展など様々な作品の個展が開催されてきました。
当ギャラリーでギャラリーデビューを果たした方も居られます。
絵画、写真、ハンドメイド作品、雑貨、陶芸、版画等々、発表したいものがあれば、どなたでも個展による展示発表を行うことができます。
あなたもお手軽なレンタルギャラリーでの個展でデビューしてみませんか?

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